問題意識

私の家は母が昔から「添加物」に敏感で勉強していたから、シャンプーとか日用品から口に入る食べ物まで、できる限り無添加・オーガニックだった。

小学生の時の自由研究は「シャンプーの添加物が流されると地球はどうなる?」だったし、そういう意識は身近だった。

つい最近まで、「食べ物とか日用品とかの化学物質、なんでみんな気付かないんだろう?」「裏の表示疑問に思わないの?」とか思ってた。

 

でも、2〜3年前Facebookか何かでウール工場の劣悪な実態の映像を見たとき、初めてウール製品の問題を知って、どかーーんと気付いたことが。

 

世界には山ほど問題があって、それこそ添加物、環境問題、人権問題、製薬会社のうんぬん、、それらに全部気が付いて気を付けて生活するのは不可能で。

私は食べ物とか日用品の問題には敏感だけど、ウールのことには何も疑問は抱かなかった。

みんなそんな感じなのかも。と。

 

 

 

日本のサービスって

「ドアが閉まりますご注意ください」

バスや電車の聞き慣れたアナウンス。

このセリフ、日本では当たり前の言葉だけど、

今考えるとどこの国でも聞いたことない。

 

例えば、

このセリフを言わなかった→ドア に手を挟んでしまった→バスのせい、なんで注意を促さなかった?ってなるのかしら。日本。

極端な例だけど、今回のコロナ渦もろもろ見てるとあり得ると思う。

 

サービスが過剰なのか。お客さん/消費者の要求が過剰なのか。

鶏が先か卵が先か。

 

道に迷ったらスマホか人か

便利な世の中。

旅行で見知らぬ地に来てもスマホさえあれば行きたいところに行ける。

「迷子になる」って死語になる?。。

 

2−3年まえ、母(60代後半)と山陰地方に旅行に行ったとき。

るるぶを見ながら目的地を探すが、道が分からなくなり。

わたしは「スマホ」。母は「人に聞く」。

結果、母が聞いたその人がいいタクシー会社教えてくれて代わりに呼んでくれたり、そのタクシーの運転手の方が母の故郷に行ったことがありその話で盛り上がったり、神在月について説明してくれたり。

 

旅を豊かにする秘訣は、スマホを手放してみることかも。と初めて思った。